巻き爪が急に悪化し、ズキズキと痛み出したら、次のような疑問が頭をよぎるはずです。
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「この腫れは、病院に行くべきレベル?」
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「この痛み、巻き爪矯正サロンで良くなるの?」
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「病院へ行くなら、何科が正解?」
もしあなたが一つでも当てはまるなら、ご安心ください。
この記事は、化膿・炎症を起こした際に取るべき正しい手順を、専門家が一つひとつ具体的にお答えしています。
この記事の通りに行動すれば、あなたはもう迷うことはありません。
その巻き爪、化膿・炎症かも?すぐに危険度をチェックしてみよう
まず、あなたの爪が「専門家の助けがすぐに必要な、危険な状態」かどうかを判断しましょう。
なぜなら、巻き爪の化膿・炎症は放置すると悪化する可能性が高いからです。
例えば、以下のような症状が当てはまれば、それは炎症のサインです。
ご自身の爪の状態と見比べて、チェックしてみてください。
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□ 何もしなくてもズキズキと脈打つように痛む
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□ 爪の周りが赤く腫れあがり、触ると明らかに熱を持っている
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□ 少し歩いたり、布団が軽く触れたりしただけでも激痛が走る
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□ 指で皮膚を押すと、白や黄色の膿(うみ)や透明の液が出てくる
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□ じゅくじゅくしている
いかがでしたか?
もし一つでも当てはまったなら、あなたの巻き爪はセルフケアで対応できる段階を超えています。次のステップへ進み、正しい対処法を知ってください。
化膿した巻き爪にしてはいけないこと|症状を悪化させる危険な自己処理
強い痛みから一刻も早く逃れたい気持ちは痛いほど分かります。
ですが、ご自身で爪を触ることは、症状を悪化させる可能性が高いためやめてください。
なぜなら、焦って行う自己処理は、傷口からさらに雑菌を侵入させたり、爪の食い込みを悪化させるかもしれません。
良かれと思った行動が、回復を遅らせる原因になります。
特に、多くの方がやりがちな自己処理が以下の3つです。
- 膿を無理やり押し出す: 針や爪楊枝で膿を出すと、そこから新たな雑菌が入り込み、さらに深刻な感染症を引き起こすリスクがあります。
- 食い込んだ爪を深く切る: 一時的に痛みは和らぎますが、痛みが再発する負のループに陥ります。
- 放置して様子を見る: 更なる悪化の可能性がありますため自己判断での様子見はおすすめしません。
あなたの爪を守るため、そして一日でも早く痛みから解放されるために、これらの自己判断での処置はせず専門家である医師に相談してください。
沖縄中部で化膿した巻き爪は病院の皮膚科へ
では、具体的にどうすればいいのか。今のあなたが行くべき場所は、巻き爪サロンではありません。
答えは一つ。お近くの「皮膚科」を受診してください。
なぜなら、化膿や炎症は「皮膚の感染症」という病気であり、これを安全かつ確実に処置できるのは、医師だけだからです。
専門家として、お客様の安全を第一に考えた上での、最も誠実な答えです。
「でも、どこの病院に行けば…」と迷われる方のために、当サロンではお客様から評判の良い、信頼できる近隣の皮膚科をご紹介しています。
一人で悩まず、まずは専門医の先生に診てもらってください。
専門家としてお伝えしたいこと 強い痛みと炎症がある場合、私のサロンで今すぐできることはありません。 なぜなら、お客様の安全を確保し、まずは医学的な処置で炎症を確実に抑えることが最優先だからです。 そこで当サロンでは、安心してご相談いただける近隣の医療機関をご紹介しています。 一人で悩まず、まずは以下の皮膚科を受診し、専門医の診断を受けてください。
特徴:患部に触れずお薬をスピーディに処方してくださいます。 早朝から開院しており、出勤前に受診することができるのもおすすめポイント! 但し、閉院時間も早いので必ずHPを確認したり、直接お問い合わせください。 |
勇気を出して、早めに病院へ行くことが回復への一番の近道です。
なぜ病院へ?皮膚科の治療で得られる3つの安心
私が自分のサロンではなく、まず病院をおすすめするのは、医師の診察によって、3つの安心を手に入れられるからです。
これらの安心は、医師だけが提供できるものであり、巻き爪サロンでは得られない、大きななメリットです。
安心①:痛みの原因である細菌を退治してくれる
皮膚科では、炎症の原因となっている細菌に直接効く抗生物質(飲み薬や塗り薬)を処方してくれます。
これにより、痛みの根本原因である感染症そのものを安全鎮めることができます。
安心②:さらに悪化するリスクを止めてくれる
炎症を我慢して自然に治るのを待つと、痛みが長引くだけでなく、症状をさらに悪化させるリスクを高めます。
皮膚科では、炎症の原因である細菌に直接作用する抗生物質を処方してくれます。
医師による薬物療法は、さらなる悪化を食い止め、辛い痛みから早く解放するための方法です。
数日前までの苦痛が嘘のように引き、「痛くないって、こんなに楽なんだ…」と心から安堵できる日常を、一日でも早く取り戻しましょう。
安心③:回復のスタートラインに立てる安心
痛みを我慢したり、自己流のケアを試したりする時間は、本当にもったいないものです。
早めに医師に診てもらうことは、回復への最短ルートに乗ることを意味します。
医師が処方する的確な薬を使い、正しい処置を受けることで、回り道をせず効率的に炎症を抑えることができます。
まずは正しい回復のスタートラインに立つこと。
それが、一日でも早く痛みから解放された快適な日常を取り戻すための選択です。
炎症が治まったら終わりじゃない。痛みを"繰り返さない"ための本当の根本ケア
皮膚科の処置で辛い痛みと炎症が治まったとしても、それはゴールではありません。
本当のゴールは、「二度とあの痛みを繰り返さない毎日」を取り戻すこと。
そのためには、炎症の根本原因である爪の形そのものへのアプローチが不可欠です。
なぜなら、病院での処置はあくまで応急処置だからです。
炎症という「結果」は抑えられましたが、「原因」である爪の食い込みはそのまま残っています。
爪の食い込みという根本原因を放置すれば、靴による圧迫、爪が伸びてくるといった、ささいなきっかけで炎症は簡単に再発します。
この負のループを断ち切るためには、炎症が治まった時に、爪の形そのものにアプローチする専門的なケアを始める絶好のタイミングです。
当サロンのツメフラ法は、手術のように爪を傷つけることなく、痛みに配慮しながら、爪が本来あるべき正しい形に戻るよう、優しくサポートしていきます。
炎症を抑えるのがゴールではありません。
痛みを"繰り返さない"毎日を取り戻すことこそが、本当のゴールです。
そのための具体的な方法は、以下のページで詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
>>沖縄中部で実践できる「痛みのない巻き爪ケア」について詳しく見る
まとめ|辛い痛み繰り返さないために
ここまでお読みいただき、本当にありがとうございます。
辛い痛みの中、情報を探し、この記事にたどり着いたあなたの行動力は、回復への大きな一歩です。
この記事でお伝えしたかった、大切なことは2つです。
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化膿・炎症してしまったら、勇気を出して、まずは皮膚科を受診すること。
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炎症が治まったら、それで終わりにせず根本原因と向き合うこと。
炎症がおさまったあと、巻き爪ケアで炎症を繰り返さないために今度は私が全力でサポートします。
まずは安心して、病院の先生を頼ってくださいね。
そして、根本ケアの準備が整ったら、いつでもお声がけください。お待ちしております。